検索結果に影響する暗黙の情報への対処


Googleは検索すると、その端末の地理的な情報を考慮しています。
つまり、長野県内なら「長野県」というキーワードを入れなくても検索結果には長野県のサイトが入ってくることになります。
日本のYahoo!も検索サービスはGoogleを使用しているので“似たような”検索結果になります。

SEO対策に取り組んでいく際には地理的にどこの人を見込み顧客と想定しているのかを明確にしておく必要がありますね。
日本全国なのか、都道府県レベルなのか、もっと狭い範囲なのか。

Yahoo!とGoogleで「カフェ」を検索してみました。

Yahoo!ではwikipediaが1番目、カフェに関するYahoo!ニュース検索が2番目、喫茶店のwikipediaが3番目、NAVERのまとめ検索が4番目、カフェー(風俗営業)のwikipediaが5番目、そして6番目に「ジョブカフェ信州」、7番目に「温泉かふぇ – 妙高市」というような結果でした。

Googleでは長野市のカフェが地図でまず表示されます。
軽井沢町で検索しているのに長野市のカフェの検索結果。
カフェのwikipediaが2番目、喫茶店のwikipediaが3番目、カフェー(風俗営業)のwikipediaが4番目、画像検索結果が5番目、ニュースの検索結果が6番目、そして7番目に「ジョブカフェ信州」、8番目に「長野でハンバーグ&ピザを食べるならグーギーズ カフェ」、9番目に食べログの全国のおすすめカフェ、10番目に食べログの長野市のおすすめカフェというような結果です。

いずれも「長野県」が微妙に影響していることが分かるはずです。

ちなみに、Googleの検索結果で8番目に入っていたグーギーズさんですが、「長野市 カフェ」でも「長野県 カフェ」でも1ページ目には入りません。これは参考になる例ですね。
長野県内に2店舗あるようなので長野市ではなく長野県のようです。
それであればもっと「長野県」というワードを考慮した方がいいかと思います。「カフェ」だけで上位に入っているのですから、「長野県」という言葉を使うだけで改善されるのではないでしょうか。

というようなことも考えてホームページは改善していくべきですし、現在の検索結果への影響がもっと狭いエリアになってきても対処できるようにしておくことが望まれます。